千の旋律、千の悲哀、千の記憶Dear Loneliness Leave Me Alone

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こんなことに憤ってしまうのはまだ青い証拠なのか 19:25


エルマガジン10月号の「本屋特集」は、読み応えは確かにあったものの一抹の不安をおぼえもした。それは、書店員に対するアンケートから見えてきたものなのだけれど、質問項目の中に「一ヶ月の本代」というものがあり、それに対する回答に唖然としたのだ。こんなにもレベルが低いものなのか・・・、と。


アンケート人数は100人。有名書店から町の書店、セレクトブックストア、古書店まで幅広い店員が登場。中には本好きには名のしれた方までが回答を寄せている。


上記の質問に対する回答の金額、それに僕は驚きを隠せなかった。憤りすら感じた。一人だけを抽出するとあんまり気にならないのだけれど、その項目のみに着目して俯瞰すれば、あまりにもおかしいのだ。


つまりは、みんな本に金を費やさなさすぎ!


諭吉越えていたらまだマシな部類で、樋口以下なんてざらだもの。なかにはポリシーなのか、ゼロという人も(そんなポリシーに何の意味があるのか)。
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| magazine_knotting | comments(0) | - | posted by 一本道ノボル
僕らの孤独はタンバリンを鳴らす 16:37


 前回の日記から2週間あまりが経過したものの、再び「孤独」について。ラスト部分で展開していた思索が残滓のように頭の中にこびり付いたままインプットを続けていると、あの記事に共有概念として結えるものと巡りあう。その前におさらい。大阪大学副学長の鷲田清一氏は、日本の若者が抱える「孤独」をこう分析する。


 「孤独って感じるもの。一人の時に『私は私』と思うか、仲間外れ
  にされたと思うか。日本の子は孤独というより、人から見捨て
  られることに弱くて敏感。孤独は英語でソリチュード(slotude)。
  つまりソロでいること。でもバイオリンのソリストを見て孤独と思う?
  ところが日本では『ソロでいる=ソリチュード』を『独りぼっち=
  アローン(alone)』と同様、ネガティブに受け止める人が多いんですよ」



 15歳の彼らが感じたつもりになっている「孤独」感とは本物の「孤独」から去来するものではない。いわんや僕たちをや。弧愁に弧寂はともかくとして、上記で言及されているような真の「孤独」へと到達できる人物の境地に関心を抱いてしまう。
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| magazine_knotting | comments(0) | - | posted by 一本道ノボル
あゝわれ自ら弧寂なる発光体なり! 11:40


 アンダーカバーのアトリエを映した2枚の写真がある。奇しくも アングルも奇妙な一致を見せる。吹き抜けの天井が高く、極めてだだっ広い空間。その中にいる高橋盾(とアンダーカバースタッフ)。一枚の方には天井付近に達するまで貼られた取り取りのポスターや配置されたガジェットやアートの数々が目に付く、極めてアンダーカバーらしい内装の写真。もう一枚は、何もない写真。そう、なんにもない。室内を埋め尽くしていた情報物は限りなくブランド自体のポリシーを現し、寄託され、イメージソースとして機能していたはずであるのに、それら全てが撤去されたがらんどうの空間となっている。前者は昨年に撮られたとおぼしきもので、後者は2月後半のパリコレクション本番を間近に控えた冬のショットだ。「High Fashion」における後藤繁雄の連載「非定型対談」で掲載されたものが前者であり、「EYESCREAM」の特集扉写真となったのが後者である。

(このアトリエに関しては、次号の「numero TOKYO」でも特集される予定となっている)


この違いが全てを物語っている。写真は語る、雄弁に。そして、そこに映る高橋盾のスナップ。久しぶりに彼を見た。随分と印象が変わった高橋がいた。髪は短く切り込まれ、染色なき漆黒。プレーンなシャツを第一ボタンまで留めている。袖口からタトゥーが覗く。静かだ。佇まいから禅的なものが伝わってくる。ハードコアパンクを通過した人たちが、フォークやカントリーへ回帰したのと似た印象をおぼえる。シンプルで、クリーンで、ミニマル(雑誌本文より引用)。そして、僕の記憶が甦る。記憶よ、語れ!

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| magazine_knotting | comments(0) | - | posted by 一本道ノボル
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