千の旋律、千の悲哀、千の記憶Dear Loneliness Leave Me Alone

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美しい空に飛び立つ白鳥を、僕らはこの胸に刻みつける。水面に残る波紋は、抒情の揺らめき。 08:20


皆様にお知らせがあります。
これまで世界各地のインディペンデント・ヒップホップをご紹介してきた
hueは、「Lirico」という名の、姉妹レーベルを始めることになりました。

http://www.inpartmaint.com/lirico/

Liricoから発信されていく音楽は、歌心を中心としたものです。ウタモノ
に特化したレーベルです。名前の由来としては、Lyricalをスペイン語
(ならびにポルトガル語)で表記したものになり、すなわちそれは音楽性
としてリリカルというブレることのない軸を持ち続けていきたいという宣言
でもあります。あえてスペイン語(ポルトガル語)を用いたのは、hueと
同じく、なるべく世界各地のいまだ知られざるアーティストに光を当てて
いきたいと考えているから。無論、昨年リリースしたTamas Wellsが
たくさんの人に受け入れられ、支持されたことがこの度の発足へと
繋がったことは言うまでもありません。

サイトの「About Lirico」をご参照ください。A&Rのsinがロゴにこめた
想いが記してあります。不肖ながらLiricoの名付け親である僕が、そこに
加えたい想いがあるとすれば、それは『存在の耐えられない軽さ』の
作者ミラン・クンデラのこの言葉の中にあります。

『詩とはあらゆる断言が真実になる領域のことである。詩人は昨日、
”生は涙のように空しい”と書き、今日は”生は笑いのように楽しい”
と書くが、いずれの場合も彼が正しいのである。今日彼は”すべては
沈黙のなかに終り没する”と言い、明日になると”何事も終らず、
すべてが永遠に響き渡る”と言うかも知れないが、その双方もが
本当なのである。詩人は何事も証明する必要はない。唯一の証明が
感情の強さのなかにあるのだから。抒情の真髄は未経験の真髄の
ことである。』(「生は彼方に」より)

「抒情の真髄」。音楽においても「抒情の真髄」だけを突き詰めていく
ことを柱とする。抒情から生まれる感情の強さの数々に触れていただ
ける機会を作っていけたら。ロマンティック、センチメンタル、メランコリック、
ノスタルジック。唄によって媒介され、それらが広がっていかんことを。
胸を鷲づかみにする、琴線に触れる、美しい唄がこれからも残って
いきますように。sinが「About Lirico」で締め括っているように、作者
が死んでもメロディは残る。すなわち僕らがこの世界からいなくなっても、だ。

| - | comments(0) | - | posted by 一本道ノボル
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